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巫女奮闘記 ~神楽編~

こんにちは。
今回の巫女奮闘記は、新人巫女Sが書かせていただきます、よろしくお願いいたします。
だんだんと涼しくなってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
こちらは8月14日のちょうちん祭が無事に終わり、元の日常に戻りつつあります。
さて、当神社では毎月1日、15日、22日に月次祭と言うお祭りが斎行されますが、その時には巫女による舞の奉納があります。
私たちが舞うのは、「豊栄舞」と「浦安舞」です。
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豊栄舞は手に榊(または季節の花)を持ち舞います。
今年のちょうちん祭では、こちらの舞を奉納しました。
外で舞を奉納するのは初めてでとても緊張しましたが、たくさんの方々に舞を見ていただきとても嬉しかったです。
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浦安舞は豊栄舞と違い、檜扇や御鈴を持って舞います。
中腰になったり立ったり座ったりをするので、最初の頃は膝が痛く筋肉痛になったり等とても大変でしたが、今ではかなり体力が付いてきて中腰になっても辛く感じなくなりました。
神社での練習以外にも、今年の6月に奈良で行われた浦安舞の講習会に参加させていただきました。
浦安舞の歌詞はとてもすばらしい歌なので、少し紹介をさせていただきます。
「あめつちの、神にぞ祈る あさなぎの 海のごとくに波絶たぬ世を」
(天と地すべての神様にお祈りします
 どうか世界が朝凪の波の立たない海のように穏やかであり平和でありますように)
昭和8年、昭和天皇の御製となります。
この年の時代背景を調べてみると、この様な平和祈願の歌を詠われた事に、感慨深いものを感じます。
一度調べてみてはいかがでしょうか??
どの神楽にも込められた意味があり、それを噛み締めながら私たち巫女は日々練習に励んでおります。
ぜひ当神社の月次祭にご参列ください、お待ちしております!

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