よくある質問

猿田彦大神は、どんな神様ですか?

日本神話で天瓊瓊杵尊(あめのににぎのみこと)が天孫降臨の際に、先頭に立って道案内をした神。面相は、赤面で天狗の様に鼻が高く、眼は八咫(やた)の鏡の如く爛々と輝き長い髭を生やし、此の目をにらみ返す神がいないところから威力の強い神と言われています。

降臨の道案内をしたところから導き道開く開運の神、土公神ゆえに土地・土木・建築の守り神、また道祖神として衢(ちまた)の神・交通安全の神とも呼ばれる。

他に猿楽とも結びつき俳優・芸能・芸事の守護神、また毬(まり)の守護神から球技・ボールを使う競技・遊戯の神とも呼ばれます。

猿田彦大神 ~導きの大神~

神職さん、神主さんは何をする人ですか?

神職さんは神社の職員のうちで神職階位を所持している有資格者で、神社の神事祭典に従事している人のことといいます。神職さんも巫女さんも、常に白衣に袴をはいていますから神社内を歩いていても、すぐに目に付く存在です。

神職さんも神主さんも呼び方が違うだけで従事している有資格者で、現在は「神主」のことを神社本庁では「神職」と呼びます。また昔の名残で中には神官さんと呼ぶ人もいます。またネギさんと呼ぶ方もいますが「ネギ」は役職名です。

また、有資格者で有っても、会社勤めをしている人を神職さんと言わないように、現に神社に勤務していない人を神職さん・神主さんとは言いませんから、連絡先はすべて奉職神社ということになります。

宮司さん、祢宜さんは何をする人ですか?

一般の方々は、神職さんたちをどう呼んだら良いのか分からないという人が多いようです。「宮司(ぐうじ)」も「祢 宜(ネギ)」も一役職名で、その他に「権祢宜(ごんねぎ)」という職もあります。

  • 「宮司」は当該宗教法人(神社)の代表役員で一般会社の代表取締役、または社長の職を言います。凡そ祭祀を司り維持運営管理の責任者で、責任役員会を組織し総代会が協力支援します。
  • 「権宮司」は会社の福社長に相当する役職。「祢宜」は会社で言う部長・課長等の管理職を言います。
  • 「権祢宜」は神社へ行くとよく見かける浅黄色(あさぎいろ=水色)の袴をはいて奉仕している神主です。
  • 「名誉宮司」は長年にわたって宮司として貢献し、引退した宮司に授与される称号です。
  • 「出仕(しゅっし)」は神主を目指している奉仕者で資格が授与される前の準神主で白袴をはきます。

袴の色は、身分によって凡そ有紋の紫色、無紋の紫色、浅黄色、白色に分かれます。着る装束も同じように決まっています。

そもそも、神社とは何ですか?

神社は、「参拝施設」を整えている「規則」をもった「宗教団体」です。参拝施設を保持する境内には、鳥居・手水・拝殿ほかがあり、常時、参拝が出来る状態です。そして、決った日に団体のメンバーが集まって祭典を行います。

また、神社は宗教団体ですから、最少でも責任役員数名・総代数々名・信者多数の組織をもって、規則(会社では定款)に則って運営している団体です。

会社・個人宅の庭に祀ってある神社は「邸内社」と呼ばれ、宗教団体ではありませんから、施設・規則・組織団体を持たない神職が一人で家宅で運営している神社は神社でも団体でもありません。

神社は宗教法人ですか?

神社の全てが宗教法人とは限りません。宗教団体の中で法人格を持った神社が宗教法人ですから、運営管理他の点から宗教団体であっても、法人格を持たない神社はたくさんあります。

神社と神社本庁とはどのようなものですか?

日本の神社の全てを神社本庁が包括している、と多数の人が思っていると思いますが、神社本庁は各県に神社庁を有して神社の90%以上を包括する一宗教団体です。その他にも神社本教他の包括団体があります。

また、当神社の様に包括団体を持たない単立宗教法人も多数あります。当神社は、グループ化を望む健全な神社が有れば協力し合いたいと考えています。

分社、若宮、末社とは何ですか?

一般の会社は本社があり、その下に△△支店、△△営業所、△△店などとあるように、神社でも○○神社△△分社、○○神社の若宮、○○神社の末社などと神社名の下に明記してある神社は本宮・本社の経営でしょう。

神社の場合は、日本に同じ社名の神社がたくさん存在しています。祀ってある大神様は、古に何かの縁によって祀られたのでしょうが、分社・若宮・末社の明記が無い神社は、本宮は同じでも組織・運営・形態は全く別の神社であるという事です。

神職と行者の違いを教えて下さい

「神主」「神職」は、神社に神明奉職をしていますが、山岳宗教などの「行者」また「先達」と呼ばれる人々は、両部神道の修験者として教会・講社を構えて、護摩、火渡り、座(中座・前座)を立てて、月に何度か参拝して信者を指導しています。そして夏山・冬山登拝には滝行を行い、信者の先導役を務めます。

例えば、御嶽教・御嶽講は、布教のために大教正・中教正・小教正の階位と輪袈裟を授与し、小麻・清め香で身 を清めて参拝しますから神主・神職とは一線を置いて、一般には「行者さん」「先達さん」等と呼ばれています。御嶽神社で「神主・神職」と名乗る場合は、神社本庁より階位を受ける必要があります。

お祭りにはどんなものがありますか?

お祭りには、大祭(例大祭)・中祭(歳旦祭等)・小祭(大中以外の諸祭)があります。皆さんが受ける御祈祷は小祭のうちに入ります。御祈祷には、初宮詣・七五三詣・厄祓い等のように境内(神社内)で行うものと、地鎮祭・ 祖霊祭のように境域外で行うものとがあります。また、日中に行う祭りと夜間に行う祭りがあります。

数(かぞ)え年って何ですか?

数え年は、胎児が宿った時から数えて誕生した時を1才として、正月を迎える毎に1才づつ歳を重ねる数え方です。今年、まだ誕生日が来ていない方は満才にプラス2才加え、誕生日を迎えたら満才に1才を加えた歳と成ります。

黒星・厄年とは何ですか?

「黒星」と言って注意すべき年が、人生のうちで約3分の1有ります。その中で災禍に遭遇しやすい可能性が非常に高い年が一般にいう「厄年」です。「厄年」は前後合わせて3年間、毎年厄祓いをして慎重を要する事が肝要です。災禍は、各々の厄年によって、身体に大きく、行動言語に大きく付随して表現されます。また、黒星は 子供の頃も、また厄年が明けた年齢にも有りますから、厄年と同じようにお祓いをして気を付けてください。

厄祓いは何時するのが良いのですか?

暦によれば、立春から新しい年と成りますから、その年の節分(2月3日)までにされると良いでしょう。また、厄年は「数え年」で数えるのが本来です。

厄祓いをすると効き目は有りますか ?

車のお祓いも同じですが。お祓いをしたからと無茶な運転・脇見・違反・無謀をしても事故にならないか?と同じで、神様の守護のもと「より気を付けよう」と、徐行・一旦停止・安全運転など規則を守れば事故を起こさないと思います。お祓いもせずにゴーイング マイウェイでは、いつかは、、困ることが出てきます。黒星や厄年も同じで、「厄祓い」をして健康管理や言動を慎んで暮らすことが大事です。

玉串料とは何ですか?

神社で「御祈祷」をする時、祭儀の途中で“玉串を持って拝礼”しますので、(決められた)相当分を紅白ののし袋に入れて、表に「玉串料」と書きます。それは、御祈祷を受けて参拝するのに「玉串」を準備していただくという意味で、それを表現したものです。「玉串料」のほかに「祈祷料」「初穂料」また「御礼」と書いても良いでしょう。

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