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今年も春季例大祭が斎行されました。
　平日での斎行となりましたが、皆さまご多忙の中数多くの方に参列頂き、この場をかりて感謝申し上げます。
　例大祭にあたり前日より大掃除を行い、表の池もすっかりきれいになりました。
　
　当日は朝からあいにくの曇り空でしたが、雨も降ることなく、神社内全て掃除を行い、紙垂を全て取り換え、神様に失礼の無いように、準備を致しました。　
　本来神社は日々の生活の感謝を告げる場所でしたが、世の中が贅沢になり『生きる』というのが簡単になってしまったため、感謝を告げるのでなく『お願いをするところ』となってしまっている世の中です。日頃皆様が、ごくごく当然に過ごす一日一日は全て恵みの中の一環であり、普段の生活ではその恵みに気付かずに過ごしてしまいますが、神様の御前で拝礼をするとき改めて、その恵みに気づかされます。
　
　今祭では巫女舞の他に当神社では年に一度の『人長舞』も奉納されました。
また、神楽舞『豊栄の舞』も月次祭の千早姿の舞ではなく白拍子を着装しての舞となり神様に喜んで頂けているかと存じます。
　
大神様への玉串拝礼、そしてお加持を受けることにより、清浄な気持ちでまた半年をお過ごしいただけるかと存じます。
　

　祭典後には社務殿三階にて直会が行われ、歓談を楽しまれているご様子でした。
　次回秋季例大祭は10月22日（水）に斎行いたしますので、皆さまお誘い合わせのうえ是非ご参拝ください。