新春のご挨拶を申し上げます
皆様におかれましては健やかに新年をお迎えのことと存じます
2021年の干支と十干(じっかん)は、「辛丑」です。
干支は物事の衰退を表したもので、丑やネズミなど動物の
名前がついていますが、本来動物は関係ありません。
むしろ植物の一生を12段階に分けたものとされ、12年で
運勢がサイクルするというものです。
十干も物事の衰退を10段階に分けているもので、十干と干支を
組み合わせて今年の運勢を占うことができます。
今年の十干「辛」は、植物で例えると花が枯れ、実が落ちて、
種がまさに地面に入ろうとする瞬間を表します。
また、からい・つらいという漢字が表すように、痛みを伴う
幕引きを意味します。
干支の「丑」は、種子から芽が生えイキイキと伸び始める段階を言います。
また辛と丑は相生といいお互いがお互いの持つ意味を強めます。
以上のことから今年は、痛みを伴うが一つのサイクルが終了し
痛みを受けた分イキイキとした生命力溢れる新時代を迎えると判断できます。
今年も皆様にとって良い年になりますようご記念申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。